TOP > 巻一覧 > 目次一覧 > 書誌事項


平成12年度事業開始
福井県 「光ビームによる機能性材料加工創成技術開発」
  41-42
[PDF (25K)


高輝度Yb:YAG固体レーザ技術に関する研究
小型ナノ秒パルスYb系レーザの開発 (フェーズI)
高出力超短パルスレーザ増幅器の開発 (フェーズII)

平等 拓範1), 川戸 栄2), 末田 敬一3), 楊 鴻儒3)
1) 分子科学研究所
2) 福井大学工学研究科
3) ふくい産業支援センター
Abstract  (フェーズI)
量子効率が高く蛍光寿命が長いため、高出力パルスレーザに適したレーザ材料であるYb:YAGを用いて、高平均出力パルスレーザの実用化に向けた研究開発を行う。この高出力パルスYb:YAGレーザを、主発振器—増幅器システム(MOPA)の構成により達成する。このために必要な開発要素は、a)小型ナノ秒パルス発振器の開発、b)高出力微細ロッドレーザ増幅器の開発、c)高出力微細スラブレーザ増幅器の開発、である。
(フェーズII)
高出力・高効率連続光発振(CW)および超短パルスレーザ光源への利用が期待される、LD励起薄型スラブYb:YAG超短パルスレーザの増幅器開発を目的として、高密度励起および高冷却効率が可能な薄型スラブYb:YAGレーザ増幅モジュールを試作し、高出力かつ高効率CWおよびパルス動作を実現する。

[PDF (25K)

Copyright (c) 2006 独立行政法人 科学技術振興機構