| 高輝度Yb:YAG固体レーザ技術に関する研究 小型ナノ秒パルスYb系レーザの開発 (フェーズI) 高出力超短パルスレーザ増幅器の開発 (フェーズII)
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| 平等 拓範1), 川戸 栄2), 末田 敬一3), 楊 鴻儒3) |
| 1) 分子科学研究所 2) 福井大学工学研究科 3) ふくい産業支援センター |
| Abstract (フェーズI) 量子効率が高く蛍光寿命が長いため、高出力パルスレーザに適したレーザ材料であるYb:YAGを用いて、高平均出力パルスレーザの実用化に向けた研究開発を行う。この高出力パルスYb:YAGレーザを、主発振器—増幅器システム(MOPA)の構成により達成する。このために必要な開発要素は、a)小型ナノ秒パルス発振器の開発、b)高出力微細ロッドレーザ増幅器の開発、c)高出力微細スラブレーザ増幅器の開発、である。 (フェーズII) 高出力・高効率連続光発振(CW)および超短パルスレーザ光源への利用が期待される、LD励起薄型スラブYb:YAG超短パルスレーザの増幅器開発を目的として、高密度励起および高冷却効率が可能な薄型スラブYb:YAGレーザ増幅モジュールを試作し、高出力かつ高効率CWおよびパルス動作を実現する。 | | | |