| | | | | 本研究では水域の窒素汚染問題に絞り、汚染水域の水環境修復を微生物の持つ機能の強化によって達成することを目的とした。従って遺伝子等の組換えを行なわず、微生物の持つ機能を最大に引き出す手法の開発を中心課題に設定した。研究チームを3チームに分け、3年間各研究者の設定した研究項目に従い、基礎研究を実施した。aグループ:微生物機能強化のための誘導手法とその遺伝的固定化、 bグループ:点源汚濁の微生物による水環境修復技術の確立、cグループ:生物間競合を利用した水環境修復技術。これらの研究成果は下図の上部のように評価を含め研究体表者が連接して示した。図の下部は現場への展開研究を2年間実施した場所を示した。ここでは展開研究の内容を3つに分けて成果として説明したい。 | | | |