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戦略的基礎研究推進事業 平成7年度採択研究課題 研究終了報告  39-55
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個体老化の分子機構の解明
鍋島 陽一1)
1) 京都大学大学院医学研究科
個体老化の研究はその必要性と緊急性から人類が直面している最重要課題の一つとして認識されてから久しく、その進展が期待されている。我々は多数のヘテロのTgマウスを掛け合わせてホモマウスを作製し、その変異表現型を解析し、その中の1系統において、ホモのみが性成熟期より発育が遅滞し、短命であることを発見した。ホモ個体は3週を越えると顕著な老化症状を呈するようになる。
これらの症状はヒトの老化症状に類似しており、ヒトの老化関連疾患のモデルとして重要と考え、原因遺伝子の同定とその機能解析、多彩な老化症状の病態解析を目的として本プロジェクトを申請した。
鍋島が全体の原因遺伝子の同定と機能解析、永井が循環器系を中心とした病態解析、野田が骨の変異表現型の解析を担当し、研究を展開し、以下の成果をえた。

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