| | | 1)共同研究の目的である脳活動に伴う二次信号(脳血流変化)の発生機序解明において、二次信号が一次信号に依存するならば、一次信号である脳波や脳磁図の変化と刺激強度、二次信号との相関性を検討することは重要である。すなわち、二次信号である脳血流の変化が刺激に対応するものか否かについて空間的に確認しておく必要がある。この点で脳波や脳磁図の三次元的解析は刺激に反応して活動する脳の部位を示すことが出来、二次信号の発生部位との空間的相関性を確認出来る。 さらに、刺激強度に応じた一次信号、二次信号の変化を定量分析することにより二次信号の発生機序解明に近づける。 以上のような関連性があり共同研究の目的とした。 2)上記の脳波や脳磁図の3次元的解析には、多チャンネルのセンサが必要である。今回は、61チャンネルの脳磁計をダイキン工業株式会社が主体となり、新規開発することにした。計測システムの構成については、(別紙-2)および(別紙-3)参照のこと。 3)シールドルームについては、(別紙-4)の仕様案を参照のこと。当初、ドイツ/バキュームシュメルツ社からの輸入を考えていたが、株式会社トーキンが主体となり、新規開発することにした。 | | | |