| カーボンナノコイル複合高機能樹脂、電磁波吸収材の開発 制振機構の解明 (2)
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| 喜多 泰夫1), 逢坂 勝彦2), 高坂 達郎2), 安中 雄海2), 荒木 隆男2) |
| 1) (地独)大阪市立工業研究所 2) 大阪市立大学 |
| Abstract 本研究では、CNC強化FRP(CNC/FRP)の制振特性が発現する仕組みを明らかにすることを目的として、特にCNCが樹脂特性に与える影響に着目し、CNC/ポリマー(CNCRP)について基礎実験および理論的検討を行う。最初に、電界配向させたCNCRP薄板を作製して薄板圧縮試験を行い、三次元有限要素解析結果と比較することでCNCが樹脂の弾性特性に与える影響を明らかにする。次に、CNCRP板を作製して、制振試験および動的粘弾性試験を行うことにより、CNCが樹脂の粘弾性特性に与える影響を明らかにする。 | | | |