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平成16年度事業開始
大阪府地域結集型共同研究事業事業終了報告書
ナノカーボン活用技術の創成
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カーボンナノコイル複合高機能樹脂、電磁波吸収材の開発
制振機構の解明 (1)

喜多 泰夫1), 藤山 幸広2)
1) (地独)大阪市立工業研究所
2) (財)大阪科学技術センター
Abstract  カーボンナノコイルは、制振材料や電磁波吸収材料など、様々な面で応用が可能である。現在は、これまでの成果を生かし、流動床法CNC複合CFRPの具体的な実用的用途として、主にスポーツ用品に的を絞り、その製品化の検討を行っている。そして、制振機構の解明においては、動的機械分析装置 (DMA) を用いて温度と周波数を変化させて複素弾性率の測定を行い、それより損失係数を求める。そのため、まず解析に必要とされるCNC複合材料を作製する。具体的には、CNC濃度、CNCの分散性、複合樹脂の厚み等を変えた試料を作製する。

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