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平成16年度事業開始
大阪府地域結集型共同研究事業事業終了報告書
ナノカーボン活用技術の創成
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カーボンナノコイル複合高機能樹脂、電磁波吸収材の開発
ミリ波帯電磁波吸収材の開発 (1)

喜多 泰夫1), 藤山 幸広2), 秋田 成司3), 友兼 遼太3)
1) (地独)大阪市立工業研究所
2) (財)大阪科学技術センター
3) 大阪府立大学大学院工学研究科
Abstract  生活空間を縦横に飛び交う電磁波から不要なものを吸収除去できる電磁波吸収材の開発を目指す。例えば、室内を飛び交う無線LANの混線を防止し、ETCゲートや車載レーダなどを用いた、ITS(高度道路交通システム)における相互通信網の安定化を図るなど、電磁波活用によるデメリットを克服し、安心安全な社会の構築を可能にするための新規材料開発を行う。本研究では電磁波吸収素材としてのカーボンナノコイルのユニークな特性を見いだし有効に活用するため、カーボンナノコイルの配向および形状に依存した吸収特性についてのデータを蓄積し、モデル化および新規機能を有する電波吸収体の試作を行う。

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