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平成15年度事業開始
京都府 「機能性微粒子材料創製のための基盤技術開発」
  93-95
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微粒子集積・配列化技術の開発
土屋 活美1), Rachid Belkada2), 宮原 稔3), 渡邉 哲3), 森 康維1), 白川 善幸1), 久保 喬之1), 林 哲也1)
1) 同志社大学
2) コア研究室
3) 京都大学
Abstract  微粒子の特徴を生かした機能性材料の開発において、微粒子を集積・配列化して新しい機能を付与するための基盤技術を開拓することは極めて重要である。本中テーマでは、この新しい研究分野に注目し、1)微粒子配列を司る溶媒蒸発現象の適切な制御による2次元集積化法の確立、2)コロイド系の2次元/3次元シミュレーション手法の開発ならびに秩序構造形成メカニズムの解明、3)ナノサイズ構造を精密制御した材料組織形成に向けたコンパクトな3次元集積化プロセスの確立およびシミュレーションによる材料特性の評価・設計用フィードバックシステムの構築、4)優れた光学・電気的機能を発現可能な金属ナノ粒子含有薄膜形成コーティング材料の開発、5)第一原理計算に基づく有機半導体―金属接触面電子状態の計算法の確立および有機デバイス開発への応用、6)微粒子生成から集積化までを一貫する微粒子分散輸送のダイナミック制御技術の確立、等を目指した。

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