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平成15年度事業開始
京都府 「機能性微粒子材料創製のための基盤技術開発」
  83-85
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液相高機能微粒子合成技術の開発
廣田 健1)2), 吉永 昌史2), 小宮山 卓1), 中口 祐介1), 下山 貴史1), 桐原 聡秀3), 中西 貞博4), 中村 知彦4), 矢野 秀樹4), 宮内 宏哉4)
1) 同志社大学
2) コア研究室
3) 大阪大学接合科学研究所
4) 京都府中小企業技術センター
Abstract  電気・磁気・触媒等の多様な特性を示すペロブスカイト型CaMnO3関連化合物ならびにスピネル型フェライト化合物のMgFe2O4および(MnZn)Fe2O4等の酸化物粉体を、粒度分布が狭く、均質な組成と安定した結晶構造を有し、量産性・特性再現性にも優れた液相中での粉体合成法の一種であるクエン酸ゲル法で調製する技術を開発し、その微粒子粉体の特性と調製条件の関係を解明する。
機能の宝庫と言われながら、未開拓な分野を残している金属間化合物、窒化物、ケイ化物、炭化物等の高融点非酸化物粉体を、高温活性な液相場を利用して、省エネルギーな方法でかつ短時間に合成・調製する技術を開発し、その合成および調製条件と粉体特性やバルク体の特性との関係を解明する。
また、複合材料について、微粒子とそのマトリックスとの界面状態を、粉体調製の条件と関連づけて調べる。

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