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平成15年度事業開始
兵庫県 「ナノ粒子コンポジット材料の基盤開発」
  131-132
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ナノ粒子コンポジットの開発
ナノ粒子の製造技術の開発
異種ポリマー複合エマルジョンの開発

西池 春樹1), 中川 康宏1), 上田 裕清2), 小柴 康子2)
1) 昭和高分子(株)
2) 神戸大学
Abstract  現在まで、新たな機能性を有するポリマーの開発において、各種ポリマーの特性を併せ持つ異種ポリマーの複合化に取り組んできた。
その中で、シリコンとアクリルを複合化したエマルジョンについて、特にシリコンのシラノール基由来の親水化現象および耐汚染性を得ることが出来たが、アクリル・シリコン複合エマルジョンのシリコンドメインの分布および構造は明らかでない。
本研究では、シリコン・アクリル複合エマルジョンのレベルアップの為に、アクリル中のシリコンドメインの分布および構造を解析し、更にはエマルジョン粒子状態から樹脂フイルム化した場合のシリコンドメインの変化を明らかにすることで、応用物性への寄与を最適化することを目的とした。

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