 | 有用アグリリソースの高効率生産・利用技術の開発
良質真珠の効率的生産技術の開発
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| | 佐伯 和弘1)2), 宮本 裕史1)2), 矢野 昌人1), 仲 幸彦2), 大岡 嘉治3), 池田 昭弘4), 永島 力男5) |
| 1) 財団法人わかやま産業振興財団
2) 近畿大学 生物理工学部
3) 大阪大学 医学部
4) 三幸漁業生産組合
5) 株式会社金子真珠 アコヤ栽培センター |
| Abstract アコヤガイは真珠養殖のための有用アグリリソースであり、わが国の真珠養殖業における真珠貝として中心的な役割を担ってきた。近年、海水温の上昇など、様々な環境変化が原因でアコヤガイの大量斃死が多くのアコヤガイ種苗生産業者において報告され、環境変化に強いアコヤガイ品種を用いた効率的な良質真珠の作出法の確立が要望されている。
そこで、本テーマでは、真珠層に存在するタンパク質と真珠層成分の分泌に関与する外套膜で発現する遺伝子の網羅的解析を行うことにより、真珠形成の分子機構を明らかにし、良質真珠作出に適したアコヤガイ品種を確立することを目的とする。
また、病害や環境変化に強い外国産アコヤガイの種苗生産法を確立し、日本産と外国産の雑種アコヤガイの利用法を検討する。 |
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