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平成15年度事業開始
和歌山県 「アグリバイオインフォマティクスの高度活用技術の開発」
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有用アグリリソースのタンパク質発現解析と制御技術の開発
プロテオーム情報を利用したアグリリソースの網羅的キャラクタライズ化技術の開発

中川 優1), 森本 康一2)3), 松本 和也2)3), 家戸 敬太郎2)4), 天野 朋子3), 永井 宏平2), 秋山 真一2), 中谷 肇2), 石丸 克也4), 田丸 浩5), 四ツ倉 典滋6), 田口 善智3), 加野 浩一郎7), 小林 直彦8), 松橋 珠子8), 佐藤 真治9), 池上 春香2), 加藤 弘美2), 上中 崇裕2), 園 陽平2)
1) 和歌山大学 システム工学部
2) 財団法人わかやま産業振興財団
3) 近畿大学 生物理工学部
4) 近畿大学 水産研究所
5) 三重大学 生物資源学部
6) 北海道大学 北方生物圏フィールド科学センター
7) 日本大学 生物資源科学部
8) 岐阜県畜産研究所
9) 東ソー株式会社
Abstract  本研究は、ゲノムデータ情報の確立が不十分な (全ゲノム解析がまだ行われていない) アグリリソースを対象として、その有用経済形質を科学的に解析し、従来にない選抜育種の礎とするものである。これらのアグリリソースにおいて、形質の発現に伴う遺伝子・タンパク質発現の変化を網羅的かつ統合的に解析する技術を開発する。また、モデル生物が利用可能な生物種においても同様の解析を行い、アグリリソースの時間・空間的に発現する遺伝子・タンパク質の膨大な情報の集積 (データベース化) と高度活用技術 (プロテオーム解析など) を確立する。小テーマ(1)―3で開発されるプロテオーム情報のデータマイニングなどの情報解析技術を駆使して経済形質を制御する遺伝子・タンパク質情報に基づくシミュレーションを行い、有用経済形質の発現機構を明らかにするととともに有用アグリリソース個体の特定改良・選抜手法を開発する。

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