| 有用アグリリソースのタンパク質発現解析と制御技術の開発 ゲノム情報を利用した遺伝子発現解析技術の開発
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| 中川 優1), 堀端 章2)3), 加藤 恒雄3), 谷坂 隆俊4), 奥本 裕4), 中崎 鉄也4), 築山 拓司4), 柿窪 善弘2) |
| 1) 和歌山大学 システム工学部 2) 財団法人わかやま産業振興財団 3) 近畿大学 生物理工学部 4) 京都大学 大学院農学研究科 |
| Abstract ゲノム情報がほとんど明らかにされていない生物種についてプロテオーム解析を行うことは容易ではない。本研究では、ゲノム情報が明らかにされているイネを供試して遺伝子の機能解析と遺伝子間の相互作用・ネットワーク関係の解析を行い、得られる情報を多様な農業資源の解析に援用しようと考えた。 具体的には、イネに内在するトランスポゾンmPingの活発な転移を利用して、突然変異体シリーズ (タグライン) を作成し、得られた農業形質に関する変異の遺伝学的解析及びプロテオーム解析を行って、有用形質を支配する遺伝子の機能を包括的に解明する技術の確立を目指す。 | | | |