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平成14年度事業開始
滋賀県 「環境調和型産業システム構築のための基盤技術の開発」
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シーケンシャル・ユース・プロセス技術の開発
無機廃棄物のシーケンシャル・ユースによる新規水環境浄化技術の開発
無機イオン廃液からの環境浄化剤の製造とその応用

前 一廣1), 牧 泰輔1), 山本 篤志2), 藤巻 英夫2), 野一色 剛2), 西村 清司3), 廣川 載泰3), 大迫 友弘4), 吉澤 宏文5), 信澤 達也6), 大貫 一雄7)
1) 京都大学大学院工学研究科
2) (財)滋賀県産業支援プラザ
3) 高橋金属(株)
4) 日本パーカライジング(株) 総合研究所
5) (株)ゴーシュー
6) JFEケミカル(株) 化成品開発センター
7) 新日本製鐵(株)
Abstract  サブテーマ3−1の調査でどの工場でも鉄(Fe)や枯渇資源であるリンが多量に排出されることが明らかになったが、これらを有効に再利用していく技術は世の中でほとんど開発されていない。これら無機廃棄物の効果的なシーケンシャル・ユース技術を開発するとともに、水を高度浄化する技術を開発することが不可欠である。本サブテーマでは、工場から排出される無機廃棄物の主要成分である塩化鉄(FeCl3)から多孔質水酸化鉄(FeOOH)へシーケンシャル・ユースする方法を開発するとともに、製造したFeOOHを用いて、廃液中のリンの完全回収、硝酸性窒素の除去プロセスを開発し、リンと浄化水をシーケンシャル・ユース方法を確立する。

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