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平成14年度事業開始
滋賀県 「環境調和型産業システム構築のための基盤技術の開発」
  315-326
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シーケンシャル・ユースの評価手法の開発
仁連 孝昭1), 金谷 健1), 井手 慎司1), 高橋 卓也1), 若井 郁次郎2), 志賀 文昭3), 明石 達郎4), 吉田 徹, 林 周
1) 滋賀県立大学環境科学部
2) 大阪産業大学人間環境学部
3) しがぎん経済文化センター
4) 滋賀県琵琶湖環境部
Abstract  既存産業連関表に従った部門分類 (1995年186部門,2000年188部門) を対象に物量での投入産出データ(1995年,2000年)を作成した.生産部門,最終需要部門のみならず,廃棄物 (一般,産業) 処理部門,下水道処理部門の静脈部門も含むことで,製品マテリアル・フローだけではなく,廃棄物・副産物も含めたフローを包含している.
また,環境負荷として,水質汚濁負荷排出量,廃棄物最終処分 (埋立) 量 (廃棄物フローに含まれる),二酸化炭素排出量の部門別 (生産部門,最終需要部門,静脈部門) からの排出量も明示的に扱うことができる.他に類のない詳細な部門分類と対象物質を扱っており,このようなデータベースの整備自体が一つの大きな成果である.一部については,データ整備継続を見越して次の産業連関表作成年次である2005年分についても構築作業を並行して進めている.

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