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平成14年度事業開始
高知県 「次世代情報デバイス用薄膜ナノ技術の開発」
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電界電子放出型光源技術の開発
5-2 電界電子放出型光源技術の開発

西村 一仁1), 梶芳 浩二2), Lihong Xue2)
1) (財)高知県産業振興センター
2) 高知大学 理学部
Abstract  カソードルミネッセンスを原理とする電界放出型光源の特徴である高輝度·低消費電力·無公害性を生かし、車載用液晶ディスプレイなどに利用可能な面発光光源の実用化が上位テーマの目標である。電界放射型の蛍光体は、多方面で研究がなされているが低電圧で安定に発光する蛍光体は未だ存在しない。また、冷陰極の発光効率、寿命を決定するのも蛍光体であり、特に電子照射損傷による劣化·短寿命化が著しいため、長寿命化を計る必要がある。また、スローリークによる光源の劣化に対応するための真空封止も必要である。

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