| 海藻類の機能性物質の生産技術開発 モズクフコイダンの新規利用開発
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| 楠元 俊英1), 當山 洋1), 田福 宣治1), 伊波 匡彦1), 渡嘉敷 唯章1), 木曽 良信2), 柴田 浩志2), 野中 裕司2), 出雲 貴幸2), 泉 扶実2), 藤川 茂昭2), 福井 祐子2), 渡辺 斉志2) |
| | Abstract モズクは沖縄県が全国生産の90%を占める特産品であり、水溶性の硫酸多糖体であるフコイダンは健康機能を掲げた商品として重要である。 これまでに、沖縄特有の生物資源であるオキナワモズクのフコイダンには、抗血液凝固活性、抗腫瘍作用、抗炎症作用等の有用生物活性が報告されている。しかし、硫酸化多糖であるフコイダンの基本構造の解析や分子量測定には困難が多く、生物活性や品質判定の基礎となる構造情報に乏しい。 そこで、フコイダンについて低分子化によって新規機能性物質を創出する可能性を検討した。 | | | |