TOP > 巻一覧 > 目次一覧 > 書誌事項


平成14年度事業開始
沖縄県 「亜熱帯生物資源の高度利用技術の開発」
  136
[PDF (257K)


生物資源に含まれる有用物質の機能解析
沖縄産有用生化学資源の探索と生産技術の開発
微細藻類の大量培養と新奇有用物質オキリマリドの発見

小野寺 健一1), 吉野 敦1), 東門 真紀1), 直木 秀夫1), 田福 宣治1), 安元 健1)
1) 沖縄県地域結集型共同研究事業
Abstract  微細藻類は様々な有用化学物質を生産することで知られ多数の報告がある。しかしながら微細藻類の培養には特殊な技術を要することからか他の生物ほど研究は進んでおらず、まだまだ有用物質の発見が期待される。我々は生物資源が豊富な沖縄のサンゴ礁に生息する微細藻類を対象に、人類に対して有用な化学物質の発見、その利用、さらには有用物質生産生物種の保存を目的として研究を行い、培養技術の確立と新奇有用物質の発見に成功したので報告する。

[PDF (257K)

Copyright (c) 2008 独立行政法人 科学技術振興機構