| 食用植物資源の新規利用法および加工技術の開発 ツバキに含まれる抗アレルギー・抗炎症成分の利用開発 ツバキ類の抗アレルギー・抗炎症その他有用成分の分析と分布
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| 廣瀬 美奈1), 小野寺 健一1), 津波 和代1), 津覇 恵子1), 花城 薫1), 直木 秀夫1), 安元 健1) |
| | Abstract 我々は、ツバキ葉に含まれる、抗炎症·抗アレルギー物質として脱顆粒阻害活性を指標にオキカメリアシド(OCS)およびその類縁体を単離した。炎症·アレルギー反応には多様な経路があるので、シクロオキシゲナーゼ(COX)阻害活性の測定や、別種の抗炎症成分の探索も行った。その結果、抗炎症の良く知られているオレアノール酸を発見したので、単離、精製およびLC/MSによる確認を行った。さらに、HPLC-DAD-APCI-MSにより、ツバキ科植物中のオレアノール酸の分布も定量した。その他、得られた化合物の有用性についても検討した。 | | | |