TOP > 巻一覧 > 目次一覧 > 書誌事項


平成14年度事業開始
沖縄県 「亜熱帯生物資源の高度利用技術の開発」
  125
[PDF (259K)


食用植物資源の新規利用法および加工技術の開発
沖縄産サツマイモ(ムラサキイモ)の健康機能解明と食品素材開発
沖縄特産紫イモの茎葉部を有効利用した機能性エキスの開発

与那覇 恵1), 和田 浩二2), 森光 康次郎3)
1) 株式会社琉球バイオリソース開発
2) 琉球大学農学部
3) お茶の水女子大学
Abstract  沖縄県産サツマイモ(紫イモ)の茎葉部には有効成分である「アントシアニン色素」が含有されているが、これまで機能性素材として有効利用されていなかった。そこで、JST委託事業による沖縄県地域結集型共同研究事業(COE事業)において、紫イモ茎葉部にカフェ酸関連ポリフェノールやアントシアニン色素が高濃度に含まれていることを見出し、これらを利用した健康機能成分エキス調整技術を開発するに至った。
本研究では、COE事業で確立した成果について技術移転を受け、平成17年度沖縄産学官共同研究推進事業において、パイロットプラントレベルでの紫イモ茎葉部を原料とした健康機能成分エキス製造技術を確立し、事業化することを目的とした。

[PDF (259K)

Copyright (c) 2008 独立行政法人 科学技術振興機構