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平成13年度事業開始
千葉県 「ゲノム情報を基本とした次世代先端技術開発」
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DNA・抗体マイクロアレイの作製技術開発及びその作製・評価
細胞の増殖分化に係わる遺伝子並びに遺伝子産物の解析

今井 一英1), 宮島 篤2), 古関 明彦3)
1) 千葉県産業振興センター
2) 東京大学分子細胞生物学研究所
3) 理化学研究所
Abstract  地域分担研究開発(サブテーマ3、小テーマ6)において、研究サンプルや臨床サンプルから遺伝子発現解析に必要なRNAを簡易に抽出する自動化可能な技術が富士写真フイルムにより開発された。作製された核酸自動抽出装置は、8サンプル同時に処理可能で専用カートリッジと専用抽出キットからなり、遠心操作は不要で加圧操作のみの卓上型である。同装置を用いてより広範なサンプルから核酸抽出を可能とすることを目的とし、今回、マウス胎児肝臓およびその培養細胞をサンプルとして全RNAの抽出を試みた。目標は、動物培養細胞マイクロアレイの解析に適した純度・収量の全RNAを得ることにある。

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