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平成13年度事業開始
千葉県 「ゲノム情報を基本とした次世代先端技術開発」
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DNA・抗体マイクロアレイの作製技術開発及びその作製・評価
抗体電極チップ及び検出装置の開発

今井 一英1), 今井 雄一郎1)
1) 千葉県産業振興センター
Abstract  蛋白質間の相互作用の検出方法としてはウエスタンブロット法、ELISA法、マイクロアレイ法等が知られている。とりわけ近年の注目のマイクロアレイ法は少量の試料よりハイスループットに検出できることが優れている。しかし、通常マイクロアレイ法は試料を蛍光標識し蛍光スキャナーで検出するために実験コストがかかり、また検出装置も高額になりやすい。そこで、これらのデメリットを解消するため電気化学的な検出を試みた。電気化学的な検出は、蛍光検出とは異なり試料を蛍光標識する必要がないためその分のコストダウンが期待される。また、光学系の設備を使用せず電流・電圧系を制御するために装置自体の小型化や作製費用の抑制が期待される。

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