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平成13年度事業開始
千葉県 「ゲノム情報を基本とした次世代先端技術開発」
  195-197
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共同研究全般にわたるデータベース構築・管理
(フェーズI)
リレーショナルデータベース技術の適用性検討
新システム技術との融合
基盤技術の応用
遺伝子データ解析技術に関する研究
(フェーズII)
遺伝子データ解析技術に関する研究
効率的なプロテオーム解析のための総合的研究環境を実現するシステム構築に関する研究
大規模データの分析・活用技術の研究タンパク質や遺伝子のデータなどの大量の蓄積データから有益な情報を効率よく抽出するためのシステムを構築する。

小野 祥正1), 嶋本 公徳1), 小橋 由佳1)
1) 新日鉄ソリューションズ株式会社
Abstract  薬剤ターゲットや遺伝子診断に役立つ遺伝子の機能解析研究をIT的に支援するための技術研究開発が目的である。ここで、研究開発をした技術をもとに主に国内製薬企業の研究活動を支援することで、新日鉄ソリューションズ株式会社が貢献することを狙っている。
当社の得意分野である基盤設計構築技術とリレーショナル・データベースの活用技術をライフサイエンスの分野でどのように適用するべきか検討した。データを蓄積する層についての知見をためた後、ライフサイエンスに特有なデータへのアクセスのパターンについて知見を蓄積した。さらには、医学系大学との共同研究のなかで生活習慣病の原因遺伝子を解明する活動を支援した。これは取得したデータから統計的手法を用いてデータマイニングを行い、遺伝的要因とあわせて重要な重み付けを持つ、パラメータをいくつか選択するためのアルゴリズムを開発した。また、別の医学系大学との共同研究では質量分析計から出力される大量データを、解析しやすい形で蓄積するための基盤応用技術を現場適用した。

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