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平成13年度事業開始
千葉県 「ゲノム情報を基本とした次世代先端技術開発」
  145-150
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DNA・抗体マイクロアレイの作製技術開発及びその作製・評価
DNAマイクロアレイ作製技術開発
改良型DNAアレイヤーの開発
抗体アレイにおける固定化方法の実践及び評価
抗体電極チップ及び検出装置の開発
がん関連遺伝子の解析

古閑 比佐志1)
1) (財)千葉県産業振興センター
Abstract  本サブテーマの目的は、整備されたcDNAクローンや作製した抗体をアレイ化することで網羅的解析のプラットフォームを構築することにある。既存の技術の弱点を克服するイノベーションの開発と、それによって得られた産物を用いた、生物学的に有用な情報の蓄積という大きな2つの目標を抱え取り組んできた。後者は特に強力な共同研究者との共同研究によりもたらされたが、このテーマにおいても当初目標を上回る大きな成果を挙げることができた。具体的には約2400遺伝子を搭載したcDNAマイクロアレイを作製し、共同研究先に提供するとともに、コアー研究室で様々な発現プロファイルの構築を行なってきた。抗体アレイに関しては、当初SPR(Surface Plasmon Resonance Imaging表面プラズモン共鳴解析法)を利用して系を確立したが、更に高感度、ハイダイナミックレンジを求めて科学発光系を検出系に用いたシステムの構築に至っている。フェーズIIIにおいては、これらを更に発展させ臨床応用可能な域まで高めることを目指している。

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