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平成13年度事業開始
千葉県 「ゲノム情報を基本とした次世代先端技術開発」
  128-130
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マウス長鎖cDNAがコードする蛋白質に対する抗体作製技術の開発及びその作製・評価
蛋白発現プラスミドの作製
発現プラスミドを用いた大腸菌の形質転換
recombinant抗体作製のためのRNA収集
抗体の特異性評価1(ヒトサンプルに対する交差反応検出方を含む)

小原 收1)
1) (財)かずさDNA研究所
Abstract  本サブテーマの目的は、テーマ2-1と連携し、先行してcDNAクローンを整備するテーマ1のリソースと情報を利用して、約2000種類のマウス蛋白質に対して抗体を作製・評価することにある。テーマ2-1で確立した手法を用いて、蛋白発現プラスミドの作製や発現プラスミドを用いた大腸菌の形質転換を約2000種類の分子に対して行なった。これらの産物は随時テーマ2-1で抗原蛋白質の発現に用いた。将来的に組換えモノクロナール抗体を作製できるよう、免疫初期の末梢血からB細胞由来のmRNAを精製し、保存・管理も行なった。更に、得られた抗体の評価をELISA, マウス組織サンプルを用いたウエスタンブロッティング法で行なった。特に平成17年度からは、ヒトサンプルに対する交差反応検出系も確立して、フェーズIII以降有用になるだろう情報の蓄積にも努めた。

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