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平成12年度事業開始
静岡県 「超高密度フォトン産業基盤技術開発」
  74-75
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超高密度フォトン利用実証レーザーシステムの開発
超高密度フォトン反応制御技術の開発
応用のための計測・制御技術の開発
短寿命放射性同位体生成のための計測・制御 (フェーズI, II)

青島 紳一郎1), 藤本 正俊1), 伊藤 晴康1), 浦上 恒幸1), 高橋 宏典1), 松門 宏治1), 沖原 伸一朗1)
1) 光科学技術研究振興財団
Abstract  実証レーザーシステムに必要とされる、高強度フェムト秒光パルスの時間波形を制御する技術を研究・開発するとともに、光パルスの時間波形を詳細に計測する種々の技術を系統的に研究した。また、時間波形制御の有効性を確認する実験を試行し、フィードバック制御についても検討した。新規な計測法であるFTOP(Femtosecond Time-resolved Optical Polarigraphy)で、フェムト秒パルスの振る舞いに対する新たな知見を得た。デフォーマブルミラー等による光の空間特性の制御をおこなった。このために、波面センサーで空間特性の計測も合わせておこなった。テラワットのフェムト秒光パルスの波形制御と計測を実現するとともに、実証レーザーシステムへの適用を図った。また、波形制御された高強度レーザー光(再生増幅光パルス、およびテラワット光パルス)の応用を試行した。開発する実証レーザーシステムにおいて、現象やプロセスに対するレーザーの特性を空間的計測法で観測して、反応生成物との関係を調べ、結果をフィードバックし適切なレーザーパラメータを得ることにより、生成効率を向上することなどをおこなった。

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