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平成12年度事業開始
静岡県 「超高密度フォトン産業基盤技術開発」
  62-63
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超高密度フォトン利用実証レーザーシステムの開発
LDを用いた高強度フェムト秒レーザーの開発
フェムト秒レーザーの開発
レーザーシステムの小型化の検討 (フェーズI, II)

岡田 康光1), 中野 文彦1), 松岡 伸一1), 瀧口 義浩1)
1) 光科学技術研究振興財団
Abstract  <1-1>において作製するフェムト秒レーザーシステムは、フェムト秒光パルスを発生し、それを光学増幅器を用いてTWのピークパワーまで増幅する装置である。その際に重要であるフェムト秒の種光を発生させるために、本事業では<1-1-a>で開発しているCWで駆動するYAG-SHGレーザーで励起したTi:Sapphireレーザーを立ち上げている。この種光となるフェムト秒パルスを発生させるための産業用次期フェムト秒光源としては、LD直接励起によってフェムト秒パルスを発生するCr:LiSAFを採用するか、あるいはフェムト秒パルスを直接発生するLDであると考える。後者は、本事業における研究範囲を越えているため、前者を本事業において、将来に向けて開発する光源として検討した。Cr:LiSAFは高効率であるために、670nmの1W出力の単一LDによってフェムト秒パルス発振するものと考える。

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