TOP > 巻一覧 > 目次一覧 > 書誌事項


平成12年度事業開始
静岡県 「超高密度フォトン産業基盤技術開発」
  112-113
[PDF (16K)


新規産業開発研究
地域産業育成探索/実証研究(地域負担関連研究)
地域光産業振興に関する研究
アルミニウム合金材のレーザー溶接実用化に関する研究 (フェーズI)

渥美 博安1)
1) 静岡県浜松工業技術センター
Abstract  輸送用機械等の省エネルギー化のため、部品の軽量化対策などで使用量が、さらに拡大すると予測されるアルミニウム材料のレーザー溶接について、その技術的課題を探ることを目的とする。アルミニウムは、光の反射率や熱伝導率が高く、空気中で表面の酸化皮膜が形成しやすいなど、加工が難しい材料といわれている。レーザーによる溶接加工においても、光の反射率の影響をいかに解決するかが、技術的な課題となる。レーザーの出力や波形制御などの技術によって、良好な接合の可能性を探る。ここでは、半導体レーザー(λ-808nm)を使用し、3種のアルミニウム合金材(A1050,A5052,A6063)の溶接性についての課題を追求する。

[PDF (16K)

Copyright (c) 2006 独立行政法人 科学技術振興機構