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平成12年度事業開始
静岡県 「超高密度フォトン産業基盤技術開発(別冊)」
  446-448
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新規産業開発研究
地域産業育成探索/実証研究(地域負担関連研究)
地域光産業振興に関する研究
レーザーによるチップソーのチップろう付け加工技術 (13年度で終了)

掛沢 俊英1), 渥美 博安1)
1) 静岡県浜松工業技術センター
Abstract  本県西部地域には木材切断用の刃物メーカーが集積している。木工用のチップソー(丸鋸刃物)は、高炭素鋼の台金に刃先材として超硬材料のチップが高周波加熱でろう付けされている。このろう付けを、YAGレーザーで高速化することを目的として、その可能性を試験した。昨年度、パルス発振型YAGレーザーを使用したろう付け試験を行った結果、実用化レベルに近い接合強度が得られたが、パルスレーザー特有の急熱・急冷加工が原因と見られる刃先の割れなどの課題が残った。
本年度は、更なる加工品質と接合強度の向上を目標に、半導体励起により高出力化・高ビーム品質化が進む連続発振型のYAGレーザーを使用したろう付け試験を試みた。

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