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平成12年度事業開始
静岡県 「超高密度フォトン産業基盤技術開発(別冊)」
  443-445
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新規産業開発研究
地域産業育成探索/実証研究(地域負担関連研究)
地域光産業振興に関する研究
多波長同軸照射高速ハイブリッドレーザ加工機の開発 (12年度で終了)

三浦 宏1), 上野 貴康2), 田光 伸也2), 掛澤 俊英2), 鈴木 正保3), 佐々木 純司3), 渡部 義孝3), 田光 謙吾3), 野沢 秀夫4), 北村 裕幸4), 尾崎 晃一4), 波多野 正人4), 鈴木 紀克4)
1) 静岡大学工学部電気・電子工学科
2) 静岡県浜松工業技術センター
3) やまと興業株式会社
4) 株式会社トーキン
Abstract  静岡県西部地域には輸送用機器部品製造関連企業が多い。この輸送機器において、軽量で再生可能なアルミニウムの需要が高まっている。自動車メーカー等では炭酸ガスレーザやYAGレーザを用いたレーザ溶接法が利用され始めてきているが、アルミニウムの場合これらのレーザでは反射率が高いために、レーザのエネルギーがアルミニウムに伝達しにくい。
そこで本研究では、YAGレーザのみの単独照射では溶接が困難な高反射率を有するアルミニウム合金に対して、このレーザにKrFエキシマレーザあるいは半導体レーザを重畳することによって、YAGレーザ光を高効率でアルミニウム合金に吸収させる加工装置を試作し、その加工特性を調べた。
本研究は、新エネルギー・産業技術総合開発機構における地域コンソーシアム研究開発事業(中小企業創造基盤型)「多波長同軸照射高速ハイブリッドレーザ加工機の開発」で取り組んだ研究である。

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