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平成12年度事業開始
静岡県 「超高密度フォトン産業基盤技術開発(別冊)」
  236-246
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超高密度フォトン利用実証レーザーシステムの開発
超高密度フォトン反応制御技術の開発
応用のための計測・制御技術の開発
時間・空間の極限的計測法の研究

青島 紳一郎1), 坂口 浩司2)
1) 光科学技術研究振興財団
2) 静岡大学電子工学研究所
Abstract  フェーズIでは、フェムト秒レーザーと微小な空間にアクセスする走査プローブ顕微鏡を融合させた新しい極限時空間光計測技術の開発研究を実施し、フェムト秒光電導性原子間力顕微鏡等を開発し、有機薄膜のナノスケールでのフェムト秒時間分解光電導計測を観測可能にした。
フェーズIIでは、“単一分子ワイヤ”を基板上に任意の密度・長さで構築する新しい液相プロセスを提案し、この手法を用いて500分子ほど重合した単一分子ワイヤ(長さ200nm)を基板水平方向に形成することで、これを実証した。さらに、フェーズIで開発した顕微鏡を適用してその場観察をおこない、原子分解能での1本の分子ワイヤの動的過程を明らかにした。

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