| 分泌タンパク質マッピング技術の開発 細胞接着分子ラミニン5及び6の機能解析と応用
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| 宮崎 香1), 東 昌市1), 安田 知永2), 森山 佳谷乃2), 石塚 保行3), 高崎 夕嫁3), 張 紅3), 清水 佐弥子3) |
| 1) 横浜市立大学木原生物学研究所 2) (財) 木原記念横浜生命科学振興財団 3) (株) エーシーバイオテクノロジーズ |
| Abstract ラミニンはα鎖、β鎖、γ鎖からなる分泌タンパク質であり、種々の細胞を基底膜に接着固定させるとともに、それらの移動、増殖、分化、細胞死などを調節している。私たちは過去に、ラミニン5(α3β3γ2)が細胞の接着と運動を強く促進する特殊なラミニン分子であることを明らかにした。ラミニンは分子量50-80万の巨大な複合タンパク質であるため純粋な形で調製するのが困難であり、それらの機能の解析は非常に遅れている。そこで本研究では、ラミニン5および関連分子の効果的な発現系を確立し、それらの機能解析と応用法を確立することを目標とした。 | | | |