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平成12年度事業開始
横浜市 「機能性タンパク質の解析評価システムの開発」
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タンパク質回収フロー型自動NMR測定装置の開発
DNA結合タンパク質の構造解析を通したNMR新技術の検証

西村 善文1), 奥田 昌彦2), 岡村 英保2), 野村 充2), 大野 綾子2)
1) 横浜市立大学大学院国際総合科学研究科
2) (財) 木原記念横浜生命科学振興財団
Abstract  (1) NRSF/RESTのN末端転写抑制ドメインとコリプレッサーmSin3Bの相互作用を調べる。更に原子レベルでの転写制御に関する知見を得るため、多核種多次元NMR法によりNRSF/RESTのN末端転写抑制ドメインとmSin3BのPAH1ドメインの複合体の構造解析を行う。
(2) DNA結合タンパク質同定装置に用いられている二重鎖DNAチップを蛍光で観測する技術の延長線上にタンパク質チップによるタンパク質—タンパク質相互作用の同定装置の開発も含まれる。そこで、DNA—タンパク質複合体の解析に持いられるNMR技術がタンパク質複合体の解析にも応用可能であることを検証する必要がある。そのためタンパク質—タンパク質複合体を迅速にNMRで構造解析を行い、その方法論を確立する。
(3) クロマチンリモデリング因子の機能未知なドメインの立体構造をNMRを用いて決定する。

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