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平成12年度事業開始
横浜市 「機能性タンパク質の解析評価システムの開発」
  151-154
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がん細胞および正常表皮細胞が分泌するタンパク質の機能解析と応用
宮崎 香1)
1) 横浜市立大学 木原生物学研究所
Abstract  動物組織中の細胞の機能は、増殖因子、細胞接着分子、タンパク質分解酵素など、自己および周囲の細胞が分泌する多様なタンパク質分子によって調節されている。また、これらの分泌タンパク質は様々な生理現象や疾病に関与することから、創薬の標的分子、診断マーカー、医療器材など、いろいろな形で医療への応用性が期待されている。私たちはこれまで、がんの転移や増殖に関与する分泌タンパク質の作用を研究してきた。本研究ではその経験を生かして、細胞機能を調節する重要な分泌タンパク質を効果的に分析する技術を開発し、その成果を基礎および応用研究に役立てることを目的とした。これまでの研究成果の概要に加え、がん細胞が分泌するタンパク質の機能解析についても紹介する。

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