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平成12年度事業開始
神戸市 「再生医療にかかる総合的技術基盤開発」
  70-71
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新規血管構成細胞分化誘導因子を用いた血管再生療法の開発
DNAマイクロアレイ法によるデータ集積

岡田 光浩1), 河野 麻理1), 藤井 律子1)
1) (財)先端医療振興財団
Abstract  再生医療は次世代再生医療法の主たるテーマである。この新規療法を可能にするためには、まず、移植用の細胞が必要である。現在、細胞移植材料として、血管前駆細胞が注目されている。我々は将来の産業化を見越して、広く医療現場へ目的の細胞が供給可能なES細胞に注目し、このES細胞から機能的な血管構成細胞を高効率に分化誘導できる培養システムの構築に成功した。血管細胞のみならず、この研究モデルを中心に将来の細胞作製技術のもととなる情報・技術基盤として「ES細胞分化経路地図」の作成を目指した。

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