JST200303 : 平成12年度事業開始<br>神戸市　「再生医療にかかる総合的技術基盤開発」 68-69

新規血管構成細胞分化誘導因子を用いた血管再生療法の開発
血管分化誘導候補遺伝子の機能解析

伊藤裕¹⁾, 山下潤¹⁾, 岡田光浩¹⁾

1) (財)先端医療振興財団

Abstract 本研究はサル、更にヒトES細胞由来血管前駆細胞を同定し、血管細胞への分化、血管への構築システムを確立し、そのシステムを用い新規血管細胞分化誘導因子を網羅的に探索し、それら因子を直接生体に投与することにより血管新生を図るとともに、それらの因子を用いて、並行して同定を進めるヒトへの移植可能な血管構成細胞についてその体外大量分化培養を行い生体移植するという、新しいタイプの血管再生療法を目指す。