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平成12年度事業開始
神戸市 「再生医療にかかる総合的技術基盤開発」
  64-65
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ES細胞からの内胚葉系細胞の分化誘導技術の確立
幹細胞からインスリン産生細胞への分化誘導過程での細胞表面マーカーの検索・解析(H15. 4〜)

宮崎 純一1), 倭 英司1), 田代 文1), 山本 恒彦1), 齋藤 弘一1), 堀 洋2), 中山 直憲2)
1) (財)先端医療振興財団
2) ステムセルサイエンス(株)
Abstract  糖尿病治療に応用可能な分化誘導インスリン産生細胞を調整するに当たり、胚性幹(ES)細胞への遺伝子導入による分化誘導技術の開発を試みるとともに、膵臓に存在する膵幹細胞の高純度単離方法かつ高増殖・長期間維持方法、さらに得られた膵管由来の膵幹(様)細胞から、インスリン産生細胞や内胚葉系細胞への安定的な分化誘導方法について検討を行った。特に、分化誘導各段階で特徴的な細胞表面タンパク質の検索を重点に研究し、特定因子が分化課程での特有の指標に成り得る可能性を示唆できた。

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