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平成12年度事業開始
神戸市 「再生医療にかかる総合的技術基盤開発」
  194-200
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ES細胞からの内胚葉系細胞の分化誘導技術の確立
内胚葉系幹細胞の増殖分化に関る液生因子の検討

宮崎 純一1), 宮川 潤一郎1), 齋藤 弘一1), 安永 正浩2)
1) (財)先端医療振興財団
2) ステムセルサイエンス(株)
Abstract  マウスES細胞からベータ細胞を一期的に誘導同定する従来の方法ではなく、中間段階の細胞を同定して最終的にベータ細胞に分化させる系を確立している。各々の中間段階に特異的な表面マーカーと増殖分化に関わる因子を同定していくことにより、正常発生に基づく真のベータ細胞を試験管内で作成できると思われる。最終的に表面マーカーによる幹細胞分離精製法と液性因子無血清培養による培養法を確立して工業化に対応できる治療用細胞作成法のプラットフォーム作りを行う(図1)。

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