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平成11年度事業開始
愛知県・名古屋市 「循環型環境都市構築のための基盤技術開発」
  pp.81-82
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廃熱の高度利用技術の研究開発
マイクロ波照射型吸着ヒートポンプの開発

小林 敬幸1), 藤沢 亮2), フーマン ニクザット2), 架谷 昌信1), 出口 清一1), 渡辺 藤雄1), 小林 潤1), 窪田 光宏1), 近藤 元博3), 中垣 友樹3)
1) 名古屋大学
2) (財)科学技術交流財団
3) トヨタ自動車(株)
Abstract  地球規模の資源Gネルギー問題の解決のために、その大半が環境に廃棄されている80℃程度以下の低温熱エネルギーの有効利用技術を確立するこが急務とされている。吸着ヒートポンプはこの熱エネルギーを回収c激xル変換する機能を有する唯一の熱機器に位置づけられ、その実用化開発が待たれている。本研究では、この吸着ヒートポンプの高性能化の最大課題のひとつである脱着促進に関して、これを可能とするマイクロ波照射を導入した新形式の熱}イクロ波照射併用型吸着ヒートポンプを提案し、実用化を目指した開発研究を行った。具体的には、1)吸着材単粒子におけるマイクロ波照射場の脱着促進効果の把握、2)吸着材充填吸着器におけるマイクロ波照射の脱着促進効果の把握及び問題点の抽出、3)熱}イクロ波照射併用型吸着装填吸着材モジュール構造の検討を行い、これらの結果に基づいて4)本形式の吸着ヒートポンプの実用性の評価を行った。

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