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平成11年度事業開始
愛知県・名古屋市 「循環型環境都市構築のための基盤技術開発」
  pp.133-134
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循環ネットワーク設計システムの開発
物質・エネルギーフロー最適化システム・地理情報システムの開発
循環型社会構築を推進するための政策の評価手法の開発
Web上に存在する情報の収集支援ツールの研究開発

藤江 幸一1), 薄井 智貴2), 後藤 尚弘1), 窪田 光宏3), 高瀬 博人4), 桃井 幹夫4)
1) 豊橋技術科学大学
2) (財)科学技術交流財団
3) 名古屋大学
4) (株)中電シーティーアイ
Abstract  地球規模での環境・資源・エネルギー・廃棄物問題が顕在化している中、環境負荷を低減し健全な生活環境を維持するには、限りある資源を有効利用するゼロエミッション社会の構築が不可欠である。特に愛知県・名古屋市では藤前干潟の問題で表面化したように、廃棄物処分用地の不足・ダイオキシン汚染等により廃棄物問題は益々深刻化し、循環型社会の形成が急がれている。
そこで本研究では、地域の物質フローの観点から循環型社会の形成を目指すことを目的として、愛知県をモデルに物質フローを解析し、最終処分量や炭酸ガス排出が最小の物質フローをシミュレーションするというモデルを構築、また各自治体や工場、事業所、企業等から排出される廃棄物の有効利用や、このモデルを利用した地域・都市計画での提案、環境教育への利用など統合された環境情報システムの完成を目指す。

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