| | 只木 良也1), 河口 順子1), 中川 有里1) |
| | Abstract 植生の持つ多岐にわたる環境保全的機能について、過去40年近く努力されてきたにも係わらず、機能それぞれのメカニズムを完全に説明し、その効果(機能量)を絶対量として数量的に標示することは、今のところ無理である。その経験から、既往文献・資料の収集整理を行う一方で、環境保全機能量を相対的に標示して評価することを試みる。里山に拘らず、広い意味での森林の環境保全的機能(森林の効用と俗称)を扱い、それぞれの機能の解明の程度と欠落部分を再検討する。機能発揮のための一般論としての森林管理手法の検討。 | | | |