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平成11年度事業開始
岐阜県 「知的センシング技術に基づく実環境情報処理技術開発 〜人とコンピュータのインターフェイスを大きく高度化させる研究〜」
  pp.78-79
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形状モデル生成技術
屋外環境モデルの生成

平湯 秀和1), B. Babu MADHAVAN1), 篠田 直正2), 矢島 賢治3), 飯田 潤士3)
1) 財団法人ソフトピアジャパン
2) 川崎重工業株式会社
3) 大日コンサルタント株式会社
Abstract  近年、実環境情報に仮想物体及び仮想画像を合成する拡張現実感を用いた技法が注目されている。本研究では、屋外環境モデルとして(市街地)広域景観における、高精度な屋外環境モデル生成手法及び、実世界及び仮想モデルのマッチング手法についての検討を行った。研究に際して、屋外環境モデルを生成するために必要な3次元情報の取得手法は、そのエリアの広範さから、(1)航空写真を用いたステレオマッチング法、(2)広範なレーザセンシングを用いた。具体的に「世界文化遺産のデジタルアーカイブ化」、「GISによる活用を主眼とした屋外環境モデル化」、「景観シミュレーション等に利用可能なデジタル地図としての屋外環境モデル化」のソフト開発を行い、そこに必要となる屋外環境モデル生成技術等の検討を行った。また、拡張現実感を用いた新たな活用先を模索するため、「ビークル用複合現実感システムの構築」に関して検討を行った。

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