| 全方向ステレオシステム(SOS)の開発及び応用技術 全方向ステレオシステムの開発
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| 棚橋 英樹1), 佐藤 淳2), 桑島 茂純3), 桑島 裕之3), 池田 尚志4), 速水 悟4), 伊藤 昭4), 斉藤 文彦4), 加藤 邦人4) |
| 1) 財団法人ソフトピアジャパン 2) 名古屋工業大学 3) 株式会社ビュープラス 4) 岐阜大学 |
| Abstract 近年、情報化社会においては、ロボットを活用したシステムの実用化研究開発が行われ、愛知万博(2005年開催)においては、その成果を一堂に会するフィールドの設置が決定するなど、今後の社会活動において、ロボットは重要な位置を占めつつある。そのロボットと人がコミュニケーションをとる場合のマンマシン・インターフェース、及びロボットの操作を行う際には、その第一歩として、動的環境を理解することが重要であり、次の行動を起こすための判断条件として、広範囲で高解像度の3次元情報をリアルタイムに取得し処理することが求められる。そこで、本研究では、従来のカメラシステムには実現できなかった、完全に死角のない全方向のカラー画像と、3次元情報を、リアルタイムに取得可能な、全方向ステレオシステム(Stereo Omni-directional System(以下、SOSという。))の開発を行うことで、カメラの常識とされていたレンズと撮像素子によって決まる「限られた画角」という制約条件を解消する。 | | | |