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平成11年度事業開始
岐阜県 「知的センシング技術に基づく実環境情報処理技術開発 〜人とコンピュータのインターフェイスを大きく高度化させる研究〜」
  pp.62-63
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複数の指シンボルの形状認識
手指動作の言語化に関する研究

渡辺 博己1), 斉藤 文彦2), 伊藤 昭2), 加藤 邦人2)
1) 財団法人ソフトピアジャパン
2) 岐阜大学
Abstract  本研究では、家電製品の制御やロボットとの視覚によるコミュニケーションをとるために、人の手サイン(指を折る等の様々な形状)を画像処理し、効率的にサイン毎に意味付けを行う(言語化)ための研究を行った。手サイン(指シンボル)形状データベースをもとに、手サインのモデル化のための解析を行い指や手のひらの個人差に起因する画像処理段階での誤認識を軽減するための指針を導き出した。また、視線によって相手の「心の状態」を考慮することでコミュニケーションをとるために、アイコンタクトロボットを製作し、人とロボットの円滑なインタラクションの実現を目指した実験を行った。

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