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平成11年度事業開始
岐阜県 「知的センシング技術に基づく実環境情報処理技術開発 〜人とコンピュータのインターフェイスを大きく高度化させる研究〜」
  pp.60-61
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複数の指シンボルの形状認識
ジェスチャ認識の実利用に関する研究

渡辺 博己1), 花木 晋也2), 永井 幸志2), 若園 将孝2)
1) 財団法人ソフトピアジャパン
2) 中部コンピューター株式会社
Abstract  本研究では、人物のジェスチャにより家電製品を制御できるシステムの実用化を目指す。そこで、フェーズIでは、病院の入院患者を対象とした、ジェスチャでテレビを制御できるシステムの開発を目的とし、実証モデルの試作及び実用性の評価を行った。実証モデルの試作に当たっては、ジェスチャ認識機能、テレビ制御機能、自動運転機能についてシステムの検討を行い、ソフトウエアの開発及び試作品の作成を行った。さらに、試作した実証モデルを使用し実用性の評価を行った。また、フェーズIIでは、高齢者並びに障害者の介護支援を目的とした、「ジェスチャを使って複数の家電を制御するシステム」を実現するために、ジェスチャによる制御技術の確立について研究を行った。フェーズIの実証モデルを基に、ジェスチャによる複数機器の制御技術について検証、評価を行った後に、複数家電制御システムの試作モデルを構築し、評価を行った。

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