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平成11年度事業開始
岐阜県 「知的センシング技術に基づく実環境情報処理技術開発 〜人とコンピュータのインターフェイスを大きく高度化させる研究〜」
  pp.58-59
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複数の指シンボルの形状認識
手サインインタフェースに関する研究

渡辺 博己1), 本郷 仁志1)
1) 財団法人ソフトピアジャパン
Abstract  人間と機械とが円滑なコミュニケーションを行うためには、ノンバーバル情報を無視することはできない。特に、人間の意図を機械に伝えるためには、手サインの認識による手サインインタフェース技術が重要である。そこで、本研究では、画像から手領域を抽出し、抽出した手領域の形状を認識する手サイン認識手法の開発を行った。単純背景下で抽出した肌色領域から四方向面特徴を用いて手領域の特徴量を抽出し、線形判別分析を用いて手サインの認識を行った。本手法の有効性を確認するために、11種類の手サインについて認識率を求めた。また、得られた肌色領域が顔領域なのか手領域なのかを理解するために、顔と手の2つのクラスによる判別を行い、良好な結果が得られた。

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