JST200303 : 平成11年度事業開始<br>岐阜県　「知的センシング技術に基づく実環境情報処理技術開発　〜人とコンピュータのインターフェイスを大きく高度化させる研究〜」 pp.56-57

平成11年度事業開始
岐阜県　「知的センシング技術に基づく実環境情報処理技術開発　〜人とコンピュータのインターフェイスを大きく高度化させる研究〜」 pp.56-57

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高精度な手位置の検出技術
人物追跡に関する研究

渡辺博己¹⁾, 冨永将史¹⁾, Jean-Christophe TERRILLON¹⁾, 石井洋平¹⁾

1) 財団法人ソフトピアジャパン

Abstract 本研究では、人物検出技術や性別・年代推定技術などの基盤技術を基に、人物追跡技術を確立し、応用モデルとして自動マーケティング情報システムを構築した。また、自動マーケティング情報システムを室内空間に拡張し、顧客の動線を検出可能にした。入室から退室までの行動を把握することで、商品ブースにおける集客率を測ることができる。更に動線の累積頻度を求めることで、デッドスペースの検出にも繋がり、店舗レイアウトに活用することができる。実時間で複数人物（4〜5人）の追跡を可能とし、更にドーム型パンチルトズームカメラを用いることで特定人物を追跡し、ズームした顔画像の取得技術を確立した。