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平成11年度事業開始
岐阜県 「知的センシング技術に基づく実環境情報処理技術開発 〜人とコンピュータのインターフェイスを大きく高度化させる研究〜」
  pp.54-55
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高精度な手位置の検出技術
人物検出に関する研究

渡辺 博己1), 冨永 将史1), 松村 博2)
1) 財団法人ソフトピアジャパン
2) メディアドライブ株式会社
Abstract  人間の動作(ジェスチャ)を認識する手法を開発するための基盤となるデータベースを構築した。構築したデータベースを基にして、対象人物の要望・意図に適したサービスを提供する空間をパーセプトルームと定義し、その実現を目指しパーセプトルームを構築し、壁面に設置した複数のカメラから視体積交差法を用いた人物検出、位置推定および手サイン検知手法を確立した。人物検出・位置推定手法を複数人に対応し、室内に存在する他の人物が動作している際の手サイン提示タイミングの検知や手領域検出の精度を向上することで、パーセプトルームを現実的なものとする技術を開発した。

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