| | 冨永 将史1), Jean-Christophe TERRILLON1), 渡辺 博己1), 石井 洋平1) |
| | Abstract 「人物検出に関する研究」におけるパーセプトルームの構築で培った技術を基に、人物追跡技術を確立し、応用モデルとして自動マーケティング情報システムを構築した。自動マーケティング情報システムのプロトタイプとしてプラズマディスプレイに複数台のカメラを設置し、提示される広告に対する注目度および、顧客の性別・年代といった人物属性を広告毎に収集可能なシステムを実現した。更に、顧客に対しては注目度の高い広告の詳細な情報が提供できる。また、自動マーケティング情報システムを室内空間に拡張し、顧客の動線を検出可能にした。入室から退室までの行動を把握することで、商品ブースにおける集客率を測ることができる。更に動線の累積頻度を求めることで、デッドスペースの検出にも繋がり、店舗レイアウトに活用することができる。 | | | |